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子ども達に夢と希望を

執筆者の写真: バンド・ワークショップ 深谷バンド・ワークショップ 深谷

更新日:2019年9月16日

代表の澤田です。


私がこのワークショップをやろうと思ったきっかけは、私の住む深谷市には楽器店がない、レンタルスタジオもない、ライブハウスもない、公共の施設に防音設備の部屋もない、大人はバンド活動をしたければ車で市外へ出かけてやる事ができるけど子ども達は?

と思ったからです。


私が中学生の頃にはレコードショップは何軒かありましたが、楽器を買うには熊谷か高崎まで行かなくてはいけませんでした。

つまり、私が子どもの頃から、深谷は「音楽過疎の街」なんです。

音楽を仕事にする私にとっては悲しいとしかいいようがありません。

でも他の人がどうにかしてくれるのを待っているといつになるかわかりません。


また私はプロミュージシャンを養成する音楽学校で講師をして20年以上になります。

そこで長年教えてきて思う事は、18歳を過ぎてからやりたいことを見つけて学び始めたのでは遅い、ということです。

勘違いしないでくださいね。

これはプロになるには、です。


でもプロになるならないはさておき、そんなに学生の頃に音楽に触れるきっかけ、バンド演奏に触れるきっかけってないんでしょうか?

ないんでしょうね。

バンドは大人のやるものになってしまっている。

でもそれでいいんでしょうか?


きっかけがないなら自分でやるしかない。

そう思いました。


また子どもには「本物」に触れて欲しい。

申し訳ないですけど、アマチュアの人の演奏は本物じゃありません。

あれでは子ども達の心を動かす事はできない。

そう思います。


だからこれは私がやるしかないんだ、と。


子どもでもみんなが楽器が好きになるわけではありません。

そこは大人と同じです。

でも楽器が好きな子は楽器を目の前にすると目が変わります。

ワークショップに来ている子ども達にもそんな子が何人もいます。


まだバスドラムに足も届かない、でもスティックを持たせたら目がキラッとした男の子。

お母さんが申し込んで家族みんなで来てくれました。


子ども達に楽器に触れるきっかけを作りたい。

音楽の楽しさを教えたい。

そこには夢があります。

希望があります。


そんなことを少しでも手助けしていきたい。

そう思って活動しています。


みなさんも気軽な気持でお子さんと一緒に参加してみませんか?



 
 
 

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